後見人の手続きむずかしそう
執筆者;糸谷
公開日;2016/8/3
更新日;2016/10/6
成年後見人、ちょっと気になるけど、手続きなど難しそうだなぁ・・・
LSO司法書士事務所の糸谷です。
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
【(成年)後見人】
一番初めは、友人や同僚とのお喋りでたまたま耳にされる方も多いようです。
必要に迫られている場合や、そうでない場合を問わず、初めて耳にされると、
「なに?それ?」「手続き難しそう」「裁判所?」と、少し後ずさりしてしまうようです。
【成年後見人制度】漢字ばかりですね。
手続きする場所も市役所や区役所、保健センターなど、身近でお世話になる機会のある所ではなく、裁判所。
戸籍謄本など、色々必要なんだろうなぁ。できるかなぁ。
なんとなく2、3歩、後ろに下がってしまいそうですね。
手続きは難しい?
うーん、正直、難しいと感じられるかもしれません。
成年後見制度を利用するには、まず家庭裁判所に成年後見の申立が必要になります。そして、申立をするには必要な書類をそろえなければならないです。
申立書の記入は、難しくはありませんが枚数は多めにあります。日常ではあまり見慣れない言葉もたくさん並んでいますので、難しく感じられるかもしれないです。
必要書類は、種類も多いので、要るか要らないかを判断することもでてきますので、少し手間もかかります。
申立書
これは必ず必要です。
- 家庭裁判所に取りに行く。
- 家庭裁判所から郵送してもらう。(郵送してもらうための手続きを、まず郵送で済ませてからになります。)
- 裁判所のホームページからダウンロードして、印刷する。
このような方法で、手に入れることができます。
必要書類
- 本人や申立をする人(申立人)の戸籍謄本や住民票など。
- 本人の財産に関する書類。
- 本人の収入や支出に関する書類。
- 医師の診断書。
- 親族の同意書(書いてもらうべき関係の人)
など。
申立をされる方が自分で記入をして、書類を揃えて提出される場合もあります。
このように、難しくはないのですが、申立書類を完成させるには思いのほか時間を費やしてしまいます。
そのため、私たちに依頼をいただく方は、
「お仕事をされている方」「家事や育児で時間の融通が難しい方」
お申込み手続きをしていただくと、戸籍謄本の取得などもこちらで致します。
「文字を読むのがどちらかと言えば億劫な(あまり好きじゃない)方」
「書類の文字は小さめで、読むと疲れてしまう方」
申立書の作成に必要なことについては、お会いしてお話を伺ったり、お電話させていただいてお聞きすることもできます。
お手元に書類はあるものの、忙しくて思うように進まなくなってしまわれている方も、遠慮なくお問い合わせください。
申立後のご相談や、後見人就任についてのご相談もお気軽にお問い合わせいただいて大丈夫です。
相続登記のこと、相続手続きのこと、遺言書のこと、ご自分やお身内の様々なことが浮かんでこられるかもしれません。
お手伝いできる事もたくさんありますので、ご連絡お待ちしております。
お電話やメールだけでなく、無料相談もしておりますので、ご都合が大丈夫でしたら、ぜひ事務所までいらしてください。こちらから御自宅等にお伺いすることも可能です。
※無料相談につきましては、他の方とお時間が重なってしまわない様に、事前にご予約を承っています。
8月に入り、いよいよ夏本番です。
熱中症にもお気をつけください。(私たちも気をつけます)